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近年、地球温暖化による異常気象のせいで、台風の勢力が強くなってるのは周知のとおりです。日本に上陸する台風の大小や回数はその年によって変動してますが、毎年7月~10月に増えます。大型で非常に強い勢力の台風が上陸すると、大雨、洪水、暴風、高波、高潮などをもたらします。
川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなどが起こることも少なくありません。⼈的被害・住家被害のほか、停電や断水などのライフラインにも⼤きな被害が生じます。
看板やテントは外に設置されてることが多いので、台風が上陸すると暴風によって看板やテントが破損することがあります。看板やテントが経年劣化してると、強風で事故につながる可能性があるので、撤去やメンテナンスをする必要があります。事実、近年は災害時の看板落下やテントが剥がれ飛ぶことで、人身事故となってしまった報道も少なくありません。
看板落下の事故があいつぐため、国や自治体の監視や警告も強まり、看板を所有しているオーナーの看板への意識が変わってきています。
明らかに老朽化した危険な看板はすぐに撤去
目視で確認して、明らかに老朽化した危険な看板はすぐに撤去をするべきです。今にも落下しそうな看板の撤去など、緊急案件としてできる限りスピード対応でうかがいますので、ぜひご相談ください。
高所作業車を利用して工事する場合、所轄の警察署で「道路使用許可」を申請する必要がありますが、手続きが済むにはおよそ一週間はかかります。
もちろん危険箇所には警備員を配置し通行人へ危険がおよばないよう、安全に十分配慮した作業計画にそって撤去工事を進めますのでご安心ください。
看板で事故が起きた場合の責任、点検の必要性
もし看板の落下事故が起きたら「看板を使用している企業や店舗」に責任が問われます。民法第717条では、占有者(企業や店舗)に過失があった場合には占有者が損害賠償責任を負うと定められています。
企業や店舗に過失がないことが証明された場合は、建物の「所有者」が無過失責任として損害賠償を支払わなければなりませんし、業務上過失傷害の罪にも問われるでしょう。
過失の有無に関わらずとも、自分の身近な場所で事故が起きるのはとても悲しいことです。
看板の点検・調査から「看板の撤去をお願いしたい」というご相談をいただくことが増えています。看板は役目を終えたのちに、きちんと撤去されていれば問題ありませんが、不要になったにもかかわらずそのままの状態で設置されているものも多数あります。不要になった看板をきちんと点検している方はどれだけいるでしょうか。朽ち果てて劣化し、いま落下してもおかしくない看板を放置したままであっていいわけがありません。
新しい看板を製作して設置することより費用はかかりません。不要になった看板は、最後の後始末としてきちんと撤去をしてください。
現場の写真などありましたら、概算のお見積もりもお待たせしません。お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
あいつぐ看板落下事故
近年は、看板の落下等の事故が報道されるようになりました。街中にある看板が突然、落下する事故が全国であいついでいます。2015年に看板落下によって重大な事故が起きてしまったことをきっかけに、規制が細かく整備されたほか、安全保持がいかに大切かを常日頃から意識しなければならないことを学んだ方も多いはずです。
看板はそれぞれの自治体が定める「屋外広告物条例」で規制されていますが、多くの自治体は広告を表示する面積が一定以上の大きさのものや、高さがあるものに限り、設置許可や定期的な安全を義務づけていて、それ以外の街中で見かける看板の多くは規制の対象から外れているものも多いわけです。
こうした「把握されていない看板」が全国にある看板の7割を占め、把握している看板の倍以上もあるといわれています。国や自治体が把握していないのであれば、所有者自身で注意していくしかありません。
直近の看板・支柱等の事故の一例
2024年2月 東京都:強風でビルの看板がはがれ飛び落下
低気圧が急速に発達した影響で強い北風が吹き、ビル7階部分に設置された看板の一部が強風の影響ではがれ飛んだ。看板は縦1メートル、横40センチで、歩道上に落下。けが人はなかった。
2023年7月 広島県:駅前ビルの看板落下
駅前テナントビルで、外壁に設置された看板フレーム部分が、通路に落下。フレームは長さ約1.6メートル、重さ2~3キロのステンレス製。けが人はいなかった。看板の緊急点検を行うとともに、付近を立ち入り禁止にするなどの処置をとった。
2023年1月 東京都:ビルの外壁の看板落下
ビルの3階部分の高さの外壁に設置されていた看板が落下。L字形の媒体のうち横幅が長い面で、サイズはH3000×W5900mm、重さは約120キロ。また当該の看板が落下したことで、もともと壁面に取り付けられていた広告幕が露出。当時、強烈な寒波の影響で風が強まり、最大瞬間風速が20メートルを超えていた。なお、表示面積も10平方メートル超だが、許可申請は出されていなかった。
2022年6月 静岡県:15年前設置の看板落下
外壁に設置されていた看板が、約13mの高さから落下。サイズは長さ4メートル×幅1.3メートル、重量は少なくても30キロ。15年程前に設置された発泡スチロール製。看板は男性に衝突、看板を避けようと転倒した女性2人が軽傷。看板の許可申請が出されいなかった。
2021年12月 大分県:サビて劣化した支柱が折れて落下
児童が看板用の支柱に登っていたところ、支柱が折れて落下し、一時意識不明の重体。看板の支柱は高さ3メートル、幅5メートルで、表面がサビており、根元から折れていた。
直近の台風による看板・支柱等の事故の一例
2023年8月 大阪府:台風7号による強風で看板落下
台風7号の強風の影響で、縦・横4メートルの店舗の看板が崩れ落ちた。けが人はいなかった。ほかにも、店舗の看板が強風で骨組みごと落下し、付近にいた女性にあたり救急搬送。
2022年9月 徳島県:台風14号による暴風雨で商業施設の看板落下
台風14号が接近し、激しい雨風によって商業施設で大型看板が落下。別の地域でも、長さ10メートルにもおよぶ屋上看板が落下。落下した看板は駐輪場の屋根にぶつかり、大きく壊れた。
2022年9月 高知県:台風14号による強風で歩道に看板落下
台風14号による大雨や暴風で、ビル2階の外壁に設置された縦型看板が歩道に落下。サイズは縦約2.5メートル、横約60センチ。割れた看板の破片も歩道に散乱。けが人はいなかった。
2020年9月 山口県:台風10号でビル看板落下
台風10号の接近で、商店街では天井から吊された看板が落下しそうになった。さらに、空き家の看板が落下。
撤去工事例
看板撤去・テント撤去
ご依頼の流れ
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STEP 01
- お問い合わせ
- メールにてお問い合わせをお願いいたします。
撤去する看板やテントの正面や側面からの写真と現場住所をお送りください。
※ ご不明な点があれば電話でも対応しますが、電話で看板やテントの種類や取付位置をお伝えいただいても見積もりは出せません。
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STEP 02
- 見積もり作成
- 送っていただいた写真等から判断して、見積もりを作成します。
見積もりにご不明な点がありましたらお尋ねください。
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STEP 03
- 看板撤去・テント撤去の発注
- 見積もりを提出後、発注いただけた場合には、お客様と撤去作業日を相談して決定します。
撤去作業日までに現場確認等が必要と弊社が判断した場合は現場確認します。
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STEP 04
- 看板撤去・テント撤去作業
- 決定した日時に看板やテントの撤去作業します。
撤去作業当日、作業中のお立ち会いは必要ありませんが、撤去完了後に当日中に現場のお立ち会いをお願いします。
撤去終了予定の時間を事前に伝えるか、終わる1時間前に電話等で連絡します。
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STEP 05
- お支払い
- お支払いは撤去完了日に現金払いか前振り込みでお願いします。