看板・テント・支柱の
経年劣化
看板の撤去が必要か点検・調査するべき看板の耐用年数・寿命は一般的に10年〜15年とも言われていますが、設置状況により寿命は大きく変わります。
たとえば、塩害が考えられる沿岸部や、雨の直接かかる場所ではサビが進みますし、風のよく当たるところでは揺れにより金属疲労でクラック(ヒビ割れや亀裂など)が発生する場合もあります。
看板の設置場所によっては目視で確認するのが難しい場合もありますが、サビが垂れていたり汚れが目立つような看板は内部に水が溜まりやすい状況であることを考慮するべきです。
看板を設置している限り、安全保持のために定期的な点検の実施は義務です。本来の目的である集客やブランディング、案内の役割を維持するためにも、事故を起こさないためにも、経年劣化を日頃から確認し、随時修繕等をし続けれなければなりません。
はじめは小さなクラック(ヒビ割れや亀裂など)も同じ方向に力を受け続けると徐々に割れ目が広がっていき、強度が低下します。定期的に点検をしていれば、このような傷に気づくことができ、安全を維持することができます。
看板の下側には「水抜き用の穴」が空いていますが、うまく水が排出されず内部のサビが進行していることも多数あります。このようなケースは目視で確認するのが難しいため、知らずのうちに劣化していて、気づいたときには撤去するしか対応できないことも少なくありません。
劣化が進んでいるにもかかわらず放置し、気象災害等で破損するケースは多数あります。万一、歩行者や車両に落下して取り返しのつかない事故になるおそれもあります。すべての看板・テントにおいて、定期的な点検が必須です。
01看板の撤去が必要か点検・調査
近年、地球温暖化による異常気象のせいで、台風の勢力が強くなってるのは周知のとおりです。
気象災害が増えたことで、劣化した看板や日頃の点検を怠っていた看板の落下事故があいついで起きています。歩道に面した店舗や事務所の看板が落下、歩いていた人に激突する事故となれば、大けがを負わせてしまうだけでなく、死に至らせてしまうおそれも十分に考えられます。
もしそのような落下事故が起きたら「看板を使用している企業や店舗」に責任が問われます。民法第717条では、占有者(企業や店舗)に過失があった場合には占有者が損害賠償責任を負うと定められています。
看板の撤去や点検の必要性を、いま一度改めて考える必要があります。
02看板の安全点検の義務
屋外広告物の安全点検は、広告物(看板)の安全を確認するために各地方自治体で義務化されています。義務化されていない地域でも、看板が強風や地震などの災害によって落下したり、人や車両などに危害を加える可能性がありますので、広告主や所有者は定期的な点検を実施するべきです。点検の頻度は地方自治体によって異なりますが、看板を設置してから基本的に15年目までは3年に一度の点検をし、15年目以降の看板の場合は1年ごとの点検が必要とされています。思わぬ事故が発生しないためにもきちんと看板の安全点検をし、看板の管理に努めなくてはなりません。
ご自身でする日常の点検と、専門業者に依頼する点検について、また点検を怠ったときの罰則や危険性など、紹介しています。
03看板の耐用年数・寿命
看板にも耐用年数や寿命があります。看板の形状や材質、設置場所により異なるため、数字通りにしなければならないということではありませんが、現在設置している看板がどのくらい劣化してきているか、という目安になります。ただし、耐用年数=寿命ではありません。耐用年数は資産価値が償却されるまでの期間を定めているだけであり、看板の寿命ではありません。実際の寿命は使い方、素材、設置場所によって、まったく違うものになります。
看板の寿命に影響する要因としては、主に自然環境、人為的なもの、経年劣化があげられます。これらをふまえ、お使いの看板がどのような状態になっているのかを日頃から確認しておかなければなりません。
04看板のリニューアル
看板のリニューアルを考えるタイミングは、看板が劣化したタイミングと、イメージチェンジや改装をするようなタイミングです。
看板の劣化は、汚れ、傾きやぐらつき、サビ、ヒビ、色あせ等が主な兆候です。看板が頑丈に設置されているか、危険がないかという確認は当然のことですが、役割である表示面の劣化も継続的な集客において注目すべき懸念です。置かれる環境にもよりますが、おおむね数年で表示面の劣化が進むのが一般的です。劣化した看板は、店舗やブランドとしてのイメージダウンにつながります。店舗を日々、清潔に保つために掃除するように、看板も日頃からメンテナンスを怠らないようにしましょう。
05看板の種類
看板は店舗や企業にとっての顔でありシンボルであり、ブランドや商品などのメッセージを伝える大切な役割があります。看板の種類は、主に突き出し(袖看板)、自立式看板、壁面看板、スタンド看板、切文字看板・箱文字看板、ウィンドウサインに分けられます。それぞれ用途によって役割が違います。店舗の存在を周知するため、営業時間やサービス内容を伝えるため、ブランディングやイメージをアピールするため、イベント等の告知をするため、店舗の駐車場等の案内をするため、というような目的が分かれます。
撤去工事例
看板撤去・テント撤去
ご依頼の流れ
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STEP 01
- お問い合わせ
- メールにてお問い合わせをお願いいたします。
撤去する看板やテントの正面や側面からの写真と現場住所をお送りください。
※ ご不明な点があれば電話でも対応しますが、電話で看板やテントの種類や取付位置をお伝えいただいても見積もりは出せません。
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STEP 02
- 見積もり作成
- 送っていただいた写真等から判断して、見積もりを作成します。
見積もりにご不明な点がありましたらお尋ねください。
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STEP 03
- 看板撤去・テント撤去の発注
- 見積もりを提出後、発注いただけた場合には、お客様と撤去作業日を相談して決定します。
撤去作業日までに現場確認等が必要と弊社が判断した場合は現場確認します。
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STEP 04
- 看板撤去・テント撤去作業
- 決定した日時に看板やテントの撤去作業します。
撤去作業当日、作業中のお立ち会いは必要ありませんが、撤去完了後に当日中に現場のお立ち会いをお願いします。
撤去終了予定の時間を事前に伝えるか、終わる1時間前に電話等で連絡します。
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STEP 05
- お支払い
- お支払いは撤去完了日に現金払いか前振り込みでお願いします。